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 大 会 主 題

 

1.大会主題

     自然と共生し、豊かな未来を創る理科教育


2.研究主題

     自然事象から問題を見出し、真理を探る力を育む理科教育


3.主題設定にあたって

 これまで我が国の理科教育は、戦後の高度成長期の人材育成の原動力として、その役割を果たしてきた。優秀な研究者や技術者を数多く輩出し、経済的な発展にも大いに貢献してきた。物質的な豊かさが実現したといわれる中、理科教育には職業的基礎の他に社会生活の素養として、各個人で理科を学ぶ新たな意義が求められるようになってきた。

 折しも、我が国が国連で提唱した「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」※1の意義が認識され、地球規模の環境破壊やエネルギー・水などの資源保全が喫緊の問題となってきた。人類が現在の生活レベルを維持し、次世代も含む全ての人々のために、持続可能な社会が世界共通の課題となり、個人レベルで地球上の資源の有限性を認識するとともに、自らの考えをもって、新しい社会秩序を創り上げていくような「地球規模の視野を持つ市民」を育成するための教育が期待されることとなったのである。

 そこで、理科教育では身の回りの自然事象や地球環境を見つめ直し、自然との共生の視点から、生徒個々に自然に対する価値観を育み、その価値観を基に、将来の人類のあるべき姿を描きだす力をも育成したいと考え、本大会主題を設定した。また、この主題を具現化するためには、自然事象に関する知識・技能を単に学ぶだけではなく、自然事象を深く見つめる力を養うことが大切である。そのためには、自然事象の中から問題を発見し、その問題解決に主体的に関わりながら、真理の追究という奥深さを体験させていく必要があると考え、本研究主題を設定した。

 

※1「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」1980年代に国連で「持続可能な開発」の概念が示され、1992年国連環境開発会議(地球サミット)で、その実現に向けた話し合いがもたれた。その成果が「アジェンダ21」に盛り込まれ、2004年第59回国連総会において、ユネスコの「国連持続可能な開発のための教育の10年実施計画」最終案が提示された。